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SI単位

 昭和34年に計量法が改正され、所謂、尺貫法からメートル法になりました。しかし、その後の急激な技術進歩に伴い、重力単位系を筆頭に様々な単位系が使用されるようになり、再統−の必要が出てきました。そこで浮上したのがSI単位(SI単位に対応して、今まで使っていた単位は、非SI単位又は従来単位と呼ばれます)と言うことになります。このSI単位は、仏が提唱したもので、『SI』は仏語で『国際単位系』の頭文字から取ったもので、仏を中心に欧州では、早くからSI化に取組んでおり、ヤードポンド単位系の米・英国においても積極的に官民あげて導入が図られています。
 今回は、年配者には頭の痛いこのSI単位について、計量法に基づいたお話をします。
 日本では、平成5年にSI単位への改正計量法が施行され、6年間の段階的猶予期間の後、平成11年9月30日以降は完全実施されます。
 では、今回の計量法改正により、どう言ったことが規制されるかと言いますと、大きなところでは次の二つとなります。
(1)「取引または証明に用いる計量単位は、SI単位でなければならない」
(2)「SI単位以外の目盛りを付けた計量器の販売禁止」
 分かりやすくと言うと、計量によって取引する計器、例えば肉屋の秤、ガスメータ、電気メータ等はSI単位を使用しなければいけません。言い換えると、家庭、工場、事務所等において商取引以外に使用する場合には、違法行為とはなりません。また、官公庁への提出書類及び商取引において、製品の証明とする書類、例えば図面、仕様書、ミルシート、成績書等は、非SI単位及び|日材質記号は使えません。カタログ、取扱説明書、新聞広告等については義務付けはされていませんが、SI単位化することが推奨されています。
 更に、完全実施後は商取引に使用すると否とを問わず非S|単位の計量器(併記したものも含む)は販売することができなくなります。 当社について言えば、圧力計がその対象になります。
 当社に関係の深い非SI単位とSI単位の換算は次の通りです。

対象の状態の量 非SI単位 SI単位
  真の換算値 通常の換算値
圧力 280mmH2O 2.74kPa 2.80kPa
15.6kgf/cm2 1.53MPa 1.56MPa
トルク 150kgf・cm 49.7N・m 15N・m
曲げモーメント 10kgf・m 98N・m 100N・m
応力 6.7kgf/mm2 66N/m2  - 
熱量 13000kcal 54.6MJ  - 
燃焼器 3万kcal/h 35kW  - 
ガス消費量 1.0kg/h 14kW  - 

 しかし、全ての分野でSI単位化が義務付けになっている訳ではなく、特殊な分野では、その有用性から非SI単位の使用が認められています。 例えば、ヘクタール(土地面積に限る)、カロリ(栄養・代謝)、mmHg(血圧)、カラット(宝石質量)等があり、加速度のガルについても地震及び重力加速度に限定して認められています。
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